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梅雨明け間近~兼題「海月」


今週のNHK俳句の兼題は、「海月(くらげ)」。

豪雨災害の九州では、依然として梅雨空が続いており、先の見えない状況に心が痛む。
さいわいにして当地では、その後大した雨もなく、雲間から時折覗く太陽は、既に夏の日射しそのもので、高湿度と相まって、まとわりつくような暑さは、暑さに慣れていない体には、堪える。
小鈴の散歩の途中にある自然林では、気の早い蝉が鳴き始めており、家内も、庭で蝉の抜け殻を見たという。
昨日の、蓮池上空には、真っ白な積乱雲が、眩いばかりの輝きを見せていた。
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梅雨明けももうすぐだ。

さて、兼題の「海月」である。

海の月と書いて、「くらげ」。確かに、蒼い海に、淡く白い丸い半透明の容姿は、まさに夕闇迫る蒼い空に浮かぶ月に似ている。
くらげには、刺されるイメージがつきまとい、その風貌からも、あまりいい印象を持たない。

波と来て波と去りなん海月かな .....akira

独り言磯の海月に聞かせ居り .....kumiko

海の水に溶け込むくらげ、太古より海と共に生きてきたくらげは、時として漁師を悩ませる。異常発生のメカニズムはわからないようだが、自然からの警鐘なのかもしれない。(akira)

theme : 俳句
genre : 趣味・実用

小暑~「短夜」


今週のNHK俳句の兼題は、「短夜」。

7月に入りもう5日、あさっては、二十四節気の「小暑」である。夏の暑さが本格的になってくる頃で、この日から立秋までが「暑中」となる。また、例年この時期は、梅雨の末期にあたり、集中豪雨が多く発生する時期でもある。

昨日の台風3号は、足早に列島を縦断通り過ぎたものの、台風一過とはならず、刺激された梅雨前線は、各地に豪雨をもたらし、今朝も、島根では集中豪雨となっている。
空梅雨の様相から一変、梅雨空の日が続いていて、草木は生き返ったように成長著しいが、湿度が高く、暑さに慣れていない体には堪える日々となっている。

夕方の小鈴の散歩も、可能な限り遅くしているのだが、全身毛皮の身にとっては、この蒸し暑さは大層堪えるとみえて、少し歩くとすぐに息が上がる。
夏至は過ぎたものの、陽の沈むのは随分と遅く、梅雨の晴れ間の西日は、一段と厳しい。
先日の19時過ぎ、やっと沈みかけた夕日は、高層の雲を茜色に染め、水彩画のような世界を描いていた。
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さて、兼題の「短夜」である。

夏の夜の、短く明け易い様を表す季語で、秋の「夜長」と対局にあるのかもしれない。いずれも夜の貴重な時間を惜しみ、いとおしむ気持ちの表れのようにも思われる。

漁火を遠くに留む明易し .....akira

短夜に心の病みと添寝する .....kumiko

梅雨の末期の豪雨は、ときとして大きな被害を齎す。島根に豪雨を齎した雨雲は徐々に南下しており、広島や山口でも豪雨となっているようだ。大きな被害が出ないことを願うばかりだ。(akira)

theme : 俳句
genre : 趣味・実用

佳作句に選定頂いた~兼題「夏服」


今週のNHK俳句の兼題は、「夏服」。

本格的な梅雨のシーズンに入り、降るか降らぬか、はっきりとしない天気が続いている。
今朝も、昨夜からの雨が本降りとなり、湿度は高いものの、少し肌寒いくらいの明けとなった。

ところで、私ごとで恐縮だが、先々月の家内の佳作入選に続いて、またまた嬉しい知らせが届いた。
今月20日に発売されたテキスト「NHK俳句」7月号に、5月放送の兼題「新緑」に応募した私の句が、佳作として選定頂き、掲載された。私としては、久しぶりの入選に、驚きと共に、家内に引き続きの入選に、喜びもひとしおだ。
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< 選定句 >
佳 作
今井 聖 選
「新緑を戴く幹の黒々と」 .....akira

この投句の記事は → こちら

さて、兼題の「夏服」である。

夏服のイメージは、やはり白だ。「白服」も夏の季語として、夏服の傍題となっている。
それ以外にも、帽子や靴も白が夏にはよく似合う。

夏服や湖(うみ)渡る風真白くて …..akira

真似てみる先ずは夏服身のこなし …..kumiko

白服の爽やかに感じる夏の日射しは、もう暫く先の事となりそうだ。(akira)

theme : 俳句
genre : 趣味・実用

夏至~兼題「蟇」


今週のNHK俳句の兼題は、「蟇(ひきがえる・ひき・がま)」。

今日は、二十四節気の「夏至」。一年で、昼間が最も長く、夜が最も短い日である。
暦の上では、夏の中日となるのだが、暑さのピークはまだまだ先で、梅雨の蒸し暑さが始まったばかりだ。
沖縄では、この頃に吹く季節風を「夏至南風」といい、この風が吹くと、梅雨が明けるのだという。
沖縄の梅雨が明けると、当地では本格的な梅雨の到来となる。

折しも、昨夜から降り続いた雨は、風を伴う豪雨となっていて、空梅雨となっていた雨量を、一気に取り戻す勢いだ。
雨を待ちわびていたかのように、雨蛙の鳴き声も勢いづき、一気に梅雨らしくなっている。
こちらは、先日の庭で、ジギタリスの大きな葉に溶け込んだように佇む、アオガエルである。
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さて、兼題の「蟇」である。

選者の夏井さんの解説によると、一般的に「ひきがえる」は、「蟇」「蟾蜍」と書き、「ひき」は、「蟾」、「がま」は「蝦蟇」と書くのだが、歳時記では、「蟇」と書いて「ひき」「がま」と読ませることが多いのだという。

風澱(よど)む漆黒の沼蟇(ひき)の声 …..akira

蟇(ひき)の目の光りて蒼(あお)き手水鉢 …..kumiko

青葉の似合う雨蛙に対して、泥色に染まるヒキガエル、その風貌も含め、不気味で好意的に見られないヒキガエルだが、どことなく憎めない存在でもある。(akira)

theme : 俳句
genre : 趣味・実用

入梅~兼題「蛍」


今週のNHK俳句の兼題は、「蛍」。

前回の記事で、「梅雨入りも秒読み段階」と書いたその日に、関西地方は梅雨入りとなった。
そして、暦の上では、今週の日曜日11日が、雑節の「入梅」だった。
気象庁の梅雨入り宣言と併せ、梅雨の季節に入ったわけだが、ここ数日少し雲の拡がる日はあるものの、当分降る気配が見えない。
すっかり田植えの終わった田んぼも、水不足か水面の所々で底を覗かせ、せっかく勢いづいた蛙たちにも、酷な梅雨入りとなっている。
蓮池の水もかなり水位を下げているが、補充がないため、日に日にその水位が低下している。

雨が少ないのは、大陸の高気圧に覆われているからとかで、おかげで、この季節としては湿度の低い、比較的過ごしやすい日々が続いている。
行きつ戻りつする気候のなかで、庭の草木は着実に夏の色合いを増している。
今回の兼題の名を冠した「ホタルブクロ」も、緑を深くする草木の間で、楚々とした花姿を見せている。
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この「ホタルブクロ」、名前の由来は子供がこの花でホタルを包んだから、提灯の古名「火垂る袋」が転じた名前、など諸説があるようだが、俯きながら咲くその花姿に、古くから親しみ慈しみ、愛され続けてきたのだろう。

さて、兼題の「蛍」である。

自然に生息する蛍の舞う様子を見たのは、子供のときの記憶でしかない。
田舎から大阪に出てきて、網で囲われた中で飛び交う蛍を見た記憶はあるものの、自然の世界で飛ぶ姿を見ることは無かった。
ところが、この近くの水路で自然繁殖しているのだという。一度は見たいと思いつつ、まだ実現していない。

濃紺の闇を灯せよ群れ蛍 …..akira

蛍舞う細道を行く憂い顔 …..kumiko

蛍にとっても恵みの雨露は、もう暫く先になりそうな空模様が続く。(akira)

theme : 俳句
genre : 趣味・実用

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