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菜花~兼題「蝶」

今週のNHK俳句の兼題は、「蝶」。

明後日は、七十二候の「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」、青虫が蝶となる頃という。あくまで暦の上でのことだが、昨日の陽気は、桜の季節を追い越したような陽気で、今日は昨日以上に気温が上がるとか、嬉しいことなのだが、寒暖差の大きさには、体がなかなかついて行けず戸惑いすら感じる。
暑さ寒さも彼岸までというが、寒の戻りは、もう無さそうで、一気に本格的な春への歩みを進めそうだ。

気温の上昇と共に、早春の花はピークを迎え、早咲きの桜は満開となりつつある。
畑の白菜やブロッコリーもそろそろ終わりを迎えようとしている。

生育の芳しくなかった茎ブロッコリーもここに来てぐんと成長し、収穫の時期を迎えている。
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さて、兼題の蝶である。

春の情景には欠かせない蝶、春を謳歌する様にふわふわと飛ぶ蝶の姿は、また美の象徴として昔から愛されてきた。
ただ、やっと寒さから抜け出たこの時期、そこここで優雅に飛ぶ蝶の姿を見かけるには少々早い。
庭に居ることの多い家内は、もう初蝶を見たという。

白蝶の空に昇りて雲に消ゆ .....akira

初蝶はふわふわふわりと塀越えて .....kumiko

蝶の舞を愉しむ時期は、もう間もなくだ。ただ、菜園を楽しむものにとっては、蝶の舞う時期は、青虫との格闘の時期でもある。(akira)


theme : 俳句
genre : 趣味・実用

啓蟄~兼題「凧」


今週のNHK俳句の兼題は、「凧」。

昨日は、二十四節気の「啓蟄」、大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃だという。実際には、動物や虫達が冬の眠りから目覚めるのは、最低気温が5度を下回らなくなる頃からのようだ。

先日の桜の花が咲くころの陽気から一転、昨日の啓蟄は冬へ逆戻り、ただこれで平年並みだという。
今朝の小鈴の散歩で通るあぜ道も、少し霜が降り、冷たい風と相まって、指先が凍えるほどだった。
それでも明るさを増す春の陽は、確実に温もりを伝えるようになっていて、本格的な春の訪れの近い事を実感できるようになっている。

近くの芒の原にも、春の陽が差し、日当たりのいい場所では、少しづつ下萌えが始まっている。
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その上空に拡がる空も、春の青さを見せていた。

さて、兼題の「凧」である。

「凧」はどうしても、正月のもののイメージが強い。
調べてみると、「江戸時代の歳時記『増山の井』には、「春の風は下から吹上げるので、凧がよく上がる」とあり、春の季語になっている。新年の季語「正月の凧」とは区別して使う。」とある。
確かに、柔らかく輝く春の空には、凧が似合うのかもしれない。

一の字の黒々太く凧上がる .....akira

子供より凧あげ競う父の居て .....kumiko

春の天気は長続きしないようで、明日にはまた雨、三寒四温、一雨ごとに暖かくなってくるというから、今日の寒さもまた、春への一歩と捉えよう。(akira)

theme : 俳句
genre : 趣味・実用

春本番?~兼題「梅見」


今週のNHK俳句の兼題は、「梅見」。

早いもので、2月も今日で終わり。極寒の日々が続いたこの冬もやっと春への歩みを始めたようで、ここ数日は平年並み以上の日が続くようだ。ただ、このまま春に向かうわけはなく、三寒四温を繰り返しながら桜のシーズンを迎えることになるのだろう。

近隣の梅の名所も、そろそろ見頃を迎えているようで、新聞の「梅だより」欄には、満開の場所が日に日に増えている。
先日の家内が教わる絵手紙教室で、先生が描かれた梅を題材とした作品。
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寒風の中で咲き始める梅は、春の訪れを知らせてくれる使者のようでもある。

さて、兼題の「梅見」である。

梅見の季節は、まだ風も冷たくコートの襟を立てて梅見を楽しむことが多い。
「梅に鶯」と言われるが、鶯のあの美しい鳴き声が聞こえるのはもう少し先の事で、梅見の季節によく訪れる鳥は、うぐいす色をしたメジロだ。

風を呼ぶ梅見の里の目白かな .....akira

留守に来て梅見し庭の風静か .....kumiko

期せずして、お互い風を詠む句となった。(akira)

theme : 俳句
genre : 趣味・実用

雨水~兼題「春の海」


今週のNHK俳句の兼題は、「春の海」。

一昨日は、二十四節気の「雨水」。降る雪が雨に変わり、氷が溶けて水になる頃の意なのだが、春の訪れにはまだ遠く、厳しい寒さはまだ暫くは続きそうだ。
それでも、最高気温が5度を下回るような極寒の時期は、どうやら越えたようで、日に日に高くなる太陽の温もりが、陽だまりを暖かく包むようになってきた。

昨日、その陽の届く近くの海岸には、冬の間大阪湾を渡ってくる強い北風に打ち上げられた流木などが、波と風に曝され、白い屍となって春まだ浅い陽の光に、その白さを返していた。
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さて、兼題の「春の海」である。

筝曲の「春の海」に代表されるように、ゆったりとした眠気を誘うようなゆったりとしたうねりを見せる春の海をイメージするのだが、春の嵐に荒れ狂う海もまた春の海である。

残雪の嶺映し満つ春の海 .....akira

ひとり来て流木寄せり春の海 .....kumiko

関西の春は、奈良東大寺のお水取りと共に訪れる。厳しかった寒さも、そろそろ終盤に差し掛かってきた。(akira)

theme : 俳句
genre : 趣味・実用

春は名のみの~兼題「春の星」


今週のNHK俳句の兼題は、「春の星」。

今年に入ってから3度目の極寒はどうやら峠を越えたようだが、凍える寒さにももう辟易しているところで、はやくこの時期の寒さに戻ってくれることを望むばかりだ。

昨日も目覚めると一面の銀世界、早朝の蓮池もいぶし銀の輝きを返していた。
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小鈴の散歩も、道路が凍って、所々アイスバーン状となっていたため、朝食を済ませ、陽が昇って解け始めてから出かけた。

さて、兼題の「春の星」である。

陽の暮が少しずつ遅くなり、朧月夜となる春の夜。そんな春の夜に星を愉しむと言う事は、今まであまり考えなかった。陽の光が少しずつ強くなる日中とは対照的に、早春の星が瞬く夜は、冬の暗さと寒さを引きずるようで、少し淋しいイメージが付きまとうと感じがするのは、私だけか。。。

春の星ひとつ凪たる海に落つ .....akira

山裾を列車過ぎ行き春の星 .....kumiko

日没も随分と遅くなり、春の足音がもうそこまできていることが実感できるようになってきた。(akira)

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genre : 趣味・実用

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