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夜桜もよし~兼題「春の夜」


今週のNHK俳句の兼題は、「春の夜」。

昨日は、二十四節気の「清明」であった。二十四節気のなかでも、マイナーな「清明」は、中国の「清明節」が起源とされ、春先の清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という語を略したものだという。
この頃は、万物が若返り、清々しく明るく美しい季節であり、また、桜の花が咲きほこり、南の地方ではつばめが渡って来る頃でもあるという。

朝晩は、まだ肌寒いものの、日中はすっかり春本番の暖かさとなり、遅れていた桜の花も、少しづつ咲き始めている。
小鈴の散歩で通る、住民センター入口脇の桜も、2分咲きほどとなり、春の淡い青空を背景に、可憐な花姿を見せていた。
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また、昨日夕方、蓮池の上空を滑空する燕の姿を見かけた。斜面地のムサシノケヤキで寛ぐヒヨドリのつがいをしり目に夕闇迫るなか、猛スピードで飛び交う燕は、本格的な春の到来を告げるようだった。

さて、兼題の「春の夜」である。

「春の夜」、その物憂げで、甘美な世界は、唱歌「朧月夜」に端的に表されていると思う。

菜の花畠(ばたけ)に、入り日薄れ
見わたす山の端(は)、霞(かすみ)ふかし
春風そよふく、空を見れば
夕月(ゆうづき)かかりて、におい淡(あわ)し

里わの火影(ほかげ)も、森の色も
田中の小路(こみち)を、たどる人も
蛙(かわず)のなくねも、かねの音も
さながら霞(かす)める、朧(おぼろ)月夜


また夜桜も、春の夜を妖艶に包む。薄紅のその花は、薄明りに照らされ、もののけの気配さえ誘引しそうな世界を醸し出す。

音も無く眠れぬ春の夜は更けて .....akira

風温し街に灯燈る春夜なり .....kumiko

寒さが一段落し、心地よい春の夜の訪れは、一方、春雨のシーズンインでもある。(akira)

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theme : 俳句
genre : 趣味・実用

No title

「朧月夜」・・20年近く前、この朧月夜をオカリナで、教会のなにかのお祝会の時に、皆さんの前で吹かせてもらったことを思い出しました。
年配の方がとても喜ばれて、歌いたいから、もう一度吹いて欲しいと言われ、アンコールしたことも・・・
そういえば、この朧月夜の歌詞は、今もはっきりと覚えています。子供の頃に覚えたことは、年をとっても忘れないものですね~・・・大人になってから覚えたことは、忘れていくようですが、・・(>_<)


>音も無く眠れぬ春の夜は更けて .....akira

>風温し街に灯燈る春夜なり .....kumiko

お二人のお句、しっとりとして、物憂げな春の夜の様子がよくあらわされていると思います。

神の息聞こゆるやうな春の夜   朝顔
・・心研ぎ澄まして真剣に祈る時、神さまが聞いていてくださるような気がするのですよ。

春の夜~

こんばんは!
改めて「朧月夜」の歌詞を読みますと、感慨深いですね~
春の夜や懐かし歌を口ずさむ…そんな心境です!

「物憂げ」な春の夜…そうなんですね…
二夜連続で未亡人になった友、二人から電話がありました。
二人ともが「寂しくて…」と、「あなたの声が聞きたくて…」と
言うのです。
世の中が「春ルンルン…」となると、余計に寂しさを感じると…
その立場になった人に共通する心境なのでしょうね…!
解ってあげたくても深いところまでは無理なのでしょうね。
じっくりと聞いて上げることしかできないでした…


 春の夜や残され人の声包む…seiko

朝顔 さんへ

「朧月夜」、ひとそれぞれに、思い入れがあるのでしょうね。
昔のことを思い出して歌うことは、脳の活性化にいいそうで、私も平均年齢70歳以上のお年寄りに混じり、昭和歌謡を歌う事を楽しみにしています。

思わず神様の息遣いが届く、なんと神秘的な夜なのでしょうか。

北摂seiko さんへ

「朧月夜」、改めて歌詞を読み返すと、研ぎ澄まされた一言一言のなんと美しいことかと感嘆してしまいました(^-^)

春に浮かれる心とは裏腹に、沈み込むような気怠さを併せ持っているようですね。
それでも、月の燦然とした光を朧へと変える夜霞は、心の機微までも覆い隠してしまうのでしょうか。
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