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立夏~兼題「余花」


今週のNHK俳句の兼題は、「余花」。

明日は、二十四節気の「立夏」。暦のうえでは、これから夏となるのだが、本格的な夏はまだまだ先。夏日となる日もあるが、梅雨に入るまでの、比較的湿度の低い、風薫るといわれる心地よい気候の時期である。
草木は、日に日に緑を濃くし、日差しよりも、木陰が恋しくなる。

初夏の爽やかな気候には、白い花がよく似合う。
唱歌「夏は来ぬ」で唄われた卯の花が代表格だが、他にもコデマリ、オオデマリ、アナベルなど濃緑の葉色を背景に、白さが一層輝く。
我が家の庭でも、零れ種から育ったオルレアがいたるところで楚々とした白い輝きを放っている。
s-480IMG_1730.jpg

さて、兼題の「余花(よか)」である。

季語としてはもちろん、言葉としても初めて聞く言葉である。
選者の正木さんの解説を引用すると、
「余花とは立夏を過ぎた後に見る桜のことをいいます。春の盛りを過ぎての桜には、「残花」という言葉もありますが、「残花」は立夏の前に使い、「余花」とは区別しています。(中略)余花は、温暖な季節が遅れてやってくる山地や北国で、初夏の若葉の中に咲いている桜であり、・・・」
春を過ぎて咲く桜に、また違った趣を感じるところが、俳句の美意識でもあるという。
ヒカンザクラのような早咲きの桜には、心ときめくことはあっても、5月に入り、遅れて咲く桜には、今まで心が及ぶことはなかった。

海望む小樽の余花の老いて咲く .....akira

山里の友の笑顔と余花だより .....kumiko

桜は本来淡いピンク色だが、緑の若葉に包まれて咲くその色は、白く見えるようで、それは実体験しなければ感じることの出来ない、独特の雰囲気を醸し出しているに違いない。(akira)
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theme : 俳句
genre : 趣味・実用

No title

本日、快晴、風薫る五月です。
「余花」ですか、・・
老ひてなお輝く女や余花の風  朝顔
・・・これ、kumikoさんをイメージして詠みましたよ。(^_-)-☆
あっ、kumikoさんはまだ老いてはいませんでした。
失礼しました。

お二人ともお若いのは、kumiko夫人の栄養バランスのとれた素敵な食事作りと見事な、お庭と家事管理の功績が大きいかと思います。

お二人の素敵なお句の後に、いつもの拙句で、恐縮です。

俳句~余花…

こんばんは!夏日ついに到来…
でも、まだ五月…青葉が爽やかで、そして一年中で一番
庭が華やぐ時ですよねー!

それなのに、また、やらかしました...風邪です…
つくづく体力の無さを痛感しています…
高熱、咳、声が出ない、食欲不振…覚悟しなければ…何て
弱気になってしまいましたよ!

でも今日は(水曜日!!)です。復活の日となりますように~
頑張って詠んでみます…

 工事止め置かるる重機余暇の雨…seiko

あらら、寂しい句になりましたね…!意味も不明ですよね!
第二名神の工事…落下事故以来~こちらも全面ストップしたままです。
活気がなく、寂しいです…

追伸…

すみません…やっぱり~まだ頭がぼ~っとしていました…"(-""-)"

今、読み返しましたら~余花…が余暇になっていました…(^^♪
いつも誤字だらけですが~今日は訂正しないと…ハイ!!
お邪魔しました…!

朝顔 さんへ

いつも身に余るお褒めの言葉に、夫婦共々恐縮しております。

立夏を前にして、真夏日となったようで、昨日からの風に打たれた新緑も精彩がありません。

遅れて咲く桜の花のひた向きな姿が、楚々とした大人の美しさを醸し出すのかもしれません。

北摂seiko さんへ

風邪を押してのコメント、ありがとうございます。
でも無理はなさらないで下さいね。
せっかくの心地よい季節、早く回復するといいですね。

余花に降りそぼる雨、寂しさと静けさだけが時の流れに取り残されたようで、もの悲しくなりますね。
「雨降って地固まる」となって欲しいものですね。

akirapapaさん、こんばんわ~。

「余花」ですかぁ、初めての言葉です。。
なかなか風情がありますね~。
桜には、色々な楽しみ方があるのですね~♪

白花ではありませんが、我が家の黄モッコウバラが、
いい具合に咲き始めました~♪
毎朝、寝室の窓辺から眺めるのが楽しみです!!

penpen_1go さんへ

「余花」、言葉の響きもいいですよね。
万人が好きな桜、いつまででも楽しみたい気持ちの表れなのでしょう。

爽やかな朝の光に輝く黄モッコウの花、さぞかし爽快な気分でしょうね。
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