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花のうつろい~兼題「桃の花」


3月も残り僅かとなった。以前にも書いたが、昔から「1月はいく、2月はにげる、3月はさる」といい、年度末の月日の流れの早さを言ったものだが、来週には、もう新年度となり、まもなく新元号が発表される。
流れる月日に促されるように、木々の花も次々と競演する。2月には、寒風に匂いを載せて梅の花が咲き、3月にはひな祭りを寿ぐように桃の花が咲き、やがて4月には、花の代表格桜の花が咲きほころぶ。

この時期は、果樹の花も枝を染める時期でもある。まだ、若葉が揃わないこの時期、それに先立ち咲く花々は、近づく春の足音を伝えくるようだ。
小鈴の散歩道にあるハランキョウ畑の木々にも白い花が満開となっている。
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背後の高台の住宅街の裾に拡がる桜の木々も、少しピンク色をおび始めていて、来週の今頃は、桜の花との競演となっているかもしれない。

さて、今週のNHK俳句の兼題「桃の花」である。

雛祭りが「桃の節句」と言われるように、3月を代表する花だ。少し濃いめのピンクの花は、菜の花の黄色と、その若葉の緑とで一気に春色の演出となる。

貴女へと手折りし桃の花捧ぐ .....akira

桃の花男勝りの友が生け .....kumiko

各地から桜の開花の便りが次々と届くようになってきた。近所の桜はまだ蕾固しだが、桜の春は間近となってきた。(akira)
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春の彼岸~兼題「春寒」


明日は、二十四節気の「春分」。二十四節気の中で、「秋分」と「春分」のみが祝日となっている。
ちょうどこの日が、彼岸の中日となる。
「暑さ寒さも彼岸まで」と昔から言われるが、きっぱりとここから春となるわけではなく、三寒四温を繰り返し、一雨ごとに暖かくなってくるというのが、通年のことだ。
春に3日の晴れ無しというが、今年の天候はめまぐるしく変わる。
きょうは、朝から快晴となっているが、明日には雨となるようだ。

久し振りのようないい天気、庭の草花の新芽に降り注ぐ日の光も眩しく感じられるようになってきた。
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さて、今週のNHK俳句の兼題の、「春寒(はるさむ)」である。

桜の咲くころにも、朝晩は冷え込むことが多い。今日にも開花かとニュースを賑わしているソメイヨシノの開花宣言だが、開花後も寒さが戻ると、開花の速度が鈍る。

漁火の瞬(またた)く車窓春寒し .....akira

丹精の庭荒らされて春寒し .....kumiko

ゴールデンウィーク頃までは、遅霜の降りることがある。心地よい春の日は、長続きしないものだ。(akira)

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三寒四温~兼題「椿」


今週のNHK俳句の兼題は、「椿」。

3月も半ばとなり、この時期らしい気温の続く日が多くなってきた。
それでも、昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、このまま春本番になるわけではないようで、彼岸が明けるまでは、もうしばらく三寒四温の日々が続く。

昨日の朝、空は夕立のような雲に覆われ、雲の薄くなった東の空に、赤く染まった太陽が、水位を上げつつある蓮池の水面をも赤く染めつつ昇った。
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さて、兼題の「椿」である。

山茶花とよく似ていることから、冬のものだと、づっと思っていた。現に、品種によっては、12月に開花するものもある。
ただ、3月頃が椿の盛りのようで、愛用の虚子編「季寄せ」にも、3月の季語として掲載されている。

苔石の窪みに咲きし落椿 .....akira

谷底の煌めく椿狭き空 .....kumiko

今朝も、嵐のような風と雲行きで明けたが、今は早春の日差しが降り注いでいる。(akira)

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水温む~兼題「薄氷」


今週のNHK俳句の兼題は、「薄氷(うすらい)」。

今日は、二十四節気の「啓蟄」。大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃だという。
今年は春の訪れが早いようで、今頃の気温と4月頃の気温の日が短い周期で繰り返す日が続いている。
昨日は晴れだったのが、今日は朝から曇り空夕方から明日にかけては、雨になるという。

この冬は、浅瀬となった蓮池の水面も凍ることはほとんどなかった。
先日の蓮池の朝。
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冬の間水位を落とし浅瀬となっていた蓮池も、先日から少しづつ水位を上げていて、奥山から届く鶯のたどたどしい鳴き声とともに本格的な春の訪れを迎える。

さて、兼題の「薄氷」である。

通常、「薄氷」は、「はくひょう」と読むのが一般的である。薄く張った氷のことで、「薄氷を履むが如し」などと用いられる。
だが、季語では、「うすらい(ひ)」と読むことが多く、春先の厚かった氷が薄くなった状態を言うのだそうだ。
寒い時期でも、「うすごおり」さえ張るのが稀な当地では、なかなか実感のわきにくい季語ではある。

薄氷を透け入る光甕(かめ)に満つ .....akira

泳跡(えいせき)に押し流されて薄氷 .....kumiko

昔から「一雨ごとに暖かくなる。」という。今夕の雨で、蓮池の水嵩も増し、また少し春に近づくのだろう。(akira)

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