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涼の演出~兼題「金魚」


今週のNHK俳句の兼題は、「金魚」。

今週の日曜日は、二十四節気の「大暑」だった。梅雨前線も消え去り、本格的な夏が到来する時期という。折しも、天気予報も、東北・北陸地方に梅雨明け宣言が今日にもだされるかもと報じている。
ただでさえ暑い時期に、大暑という言葉を聞くと、余計に暑く感じるものだが、実際の暑さのピークは、もう少し先になる。

この時期、打水などの涼を呼ぶ演出が行われる。打水は、道路や庭に水を撒いて、土埃を防いだり、涼を得たりすることで、昔から伝わる生活の知恵なのだが、もともとは、神様が通る道を清めるためのものだったという。

我が家のフロントガーデンでも、日増しに日射しが厳しくなっている。その日射しを遮るように、今年はシンボルツリーのアカメソロが特によく繁り、緑濃くなった繁みが、木陰を創り出している。
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さて、兼題の「金魚」である。

涼の演出といえば、水盤や金魚鉢に金魚を遊ばせるのも、昔ながらの水を使った演出である。
目の覚めるような赤い色は、藻の緑と相まって、透明な水の揺らぎを目に伝える。

緑藻に一際紅し金魚の尾 .....akira

金魚追う老人の目は透きとほり .....kumiko

当地では梅雨明けしたのだが、居座った梅雨前線は、各地に豪雨を齎しながら南下している。これ以上の被害が出ないことを祈るばかりだ。(akira)
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genre : 趣味・実用

夏土用入り~兼題「遠雷」


今週のNHK俳句の兼題は、「遠雷」。

今日は、夏の土用の入り。立秋(8月7日)の前日までが土用の期間となる。暦の上では、小暑(7月7日)からが暑中となるのだが、暑中見舞いは、この土用入り後に出すのが一般的だそうだ。

梅雨明けしたようなうだる暑さが続いている。昨日の天気予報では、今日にも梅雨明け宣言されるのではとの予報。やっと梅雨明けも秒読みに入ったようだ。
それでも、時折湧くように発生する雨雲は、雷を伴い俄雨を齎す。
先日の早朝、蓮池の上空でも黒雲が太陽を遮り、幻想的な世界を醸し出していた。
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さて兼題の「遠雷」である。

「地震、雷、火事、親爺」と、怖いものの代表として昔から忌み嫌われた雷であるが、「遠雷」となると少し雰囲気がかわるようである。選者の夏井いつきさんによると、「遠雷」が季語として登場するのは、昭和になってのことのようだ。鮮烈なな印象の「雷」とは対照的に、遅れて届く大地の鼓動のような響きは、どことなく心地よささえ感じてしまう不思議な存在感のある季語だ。

氷塊を裂く遠雷の鳴り止みて .....akira

遠雷や鼓動と共に犬隠る .....kumiko

さすがに、小鈴には、遠雷の情緒など無いようで、いち早く聞き分け、そわそわし始めるのである。(akira)

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梅雨明け間近~兼題「海月」


今週のNHK俳句の兼題は、「海月(くらげ)」。

豪雨災害の九州では、依然として梅雨空が続いており、先の見えない状況に心が痛む。
さいわいにして当地では、その後大した雨もなく、雲間から時折覗く太陽は、既に夏の日射しそのもので、高湿度と相まって、まとわりつくような暑さは、暑さに慣れていない体には、堪える。
小鈴の散歩の途中にある自然林では、気の早い蝉が鳴き始めており、家内も、庭で蝉の抜け殻を見たという。
昨日の、蓮池上空には、真っ白な積乱雲が、眩いばかりの輝きを見せていた。
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梅雨明けももうすぐだ。

さて、兼題の「海月」である。

海の月と書いて、「くらげ」。確かに、蒼い海に、淡く白い丸い半透明の容姿は、まさに夕闇迫る蒼い空に浮かぶ月に似ている。
くらげには、刺されるイメージがつきまとい、その風貌からも、あまりいい印象を持たない。

波と来て波と去りなん海月かな .....akira

独り言磯の海月に聞かせ居り .....kumiko

海の水に溶け込むくらげ、太古より海と共に生きてきたくらげは、時として漁師を悩ませる。異常発生のメカニズムはわからないようだが、自然からの警鐘なのかもしれない。(akira)

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小暑~「短夜」


今週のNHK俳句の兼題は、「短夜」。

7月に入りもう5日、あさっては、二十四節気の「小暑」である。夏の暑さが本格的になってくる頃で、この日から立秋までが「暑中」となる。また、例年この時期は、梅雨の末期にあたり、集中豪雨が多く発生する時期でもある。

昨日の台風3号は、足早に列島を縦断通り過ぎたものの、台風一過とはならず、刺激された梅雨前線は、各地に豪雨をもたらし、今朝も、島根では集中豪雨となっている。
空梅雨の様相から一変、梅雨空の日が続いていて、草木は生き返ったように成長著しいが、湿度が高く、暑さに慣れていない体には堪える日々となっている。

夕方の小鈴の散歩も、可能な限り遅くしているのだが、全身毛皮の身にとっては、この蒸し暑さは大層堪えるとみえて、少し歩くとすぐに息が上がる。
夏至は過ぎたものの、陽の沈むのは随分と遅く、梅雨の晴れ間の西日は、一段と厳しい。
先日の19時過ぎ、やっと沈みかけた夕日は、高層の雲を茜色に染め、水彩画のような世界を描いていた。
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さて、兼題の「短夜」である。

夏の夜の、短く明け易い様を表す季語で、秋の「夜長」と対局にあるのかもしれない。いずれも夜の貴重な時間を惜しみ、いとおしむ気持ちの表れのようにも思われる。

漁火を遠くに留む明易し .....akira

短夜に心の病みと添寝する .....kumiko

梅雨の末期の豪雨は、ときとして大きな被害を齎す。島根に豪雨を齎した雨雲は徐々に南下しており、広島や山口でも豪雨となっているようだ。大きな被害が出ないことを願うばかりだ。(akira)

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