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年の瀬~兼題「冬の空」


今週のNHK俳句の兼題は、「冬の空」。
放送は、残念ながら中止となり、「NHK俳句増刊号」が放送されていた。

今年も、残すところ、あと4日を切った。スーパーの店頭にも、お正月用品がうず高く積まれ、なんとなく気忙しい。
今朝は、この時期らしい風の冷たい手の悴む朝となったが、昨日までの黒い雲は少なくなり、日が昇るとともに風も少し収まり、柔らかな日差しが温もりを届けてくれている。

例年年末には干潟状となる蓮池だが、今年もすっかり浅瀬となった池の底では、毎日のように白鷺が訪れ、餌を漁っている。
先日、そんな蓮池に、いつもは上空を旋回しているトンビが舞い降り、水面を何度か叩くようにして去っていった。
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さて、兼題の「冬の空」である。

冬の気圧配置は、西高東低で、大陸から張り出すオホーツク海高気圧は、東の低気圧に向かい冷たい風を齎す。その風に乗りやってくる黒い雲は、日本海側の各地に大雪を齎す。
雪雲は冬の空につきものだが、乾燥した冬の雲が少ない日は、空気も澄んでおり、特に冬の夜空の冴え冴えとした空気は、星をより美しく見せる。

冬の空低く鳶(とんび)の舞う畔(ほとり) .....akira

野鳥の楽園となった蓮池は、年の瀬に関係なく、静かな時を刻んでいる。(akira)

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冬至~兼題「風呂吹」


今週のNHK俳句の兼題は、「風呂吹」。

今日は、二十四節気の「冬至」。夜が最も長く、昼が短い日で、南中の高さも1年で最も低くなることから、太陽の力が一番衰える日と考えられてきたという。
また、中国では、冬至のことを一陽来復とも言い、冬至を境に、陰から陽に変わり、衰えていた太陽の力が再び勢いを増すと考えられたそうで、そのため、新年が来るという意味の他に、悪いことが続いた後に幸運に向かうという意味も込められたのだそうだ。

陽が昇るのも随分遅くなり、昇った太陽の高さも低くなり、小鈴の散歩を終わって帰宅した後も、まだ薄暗い感じだ。
冬至の今朝も、晴れているものの、この時期らしい冷え込みとなっていた。
斜面地のシンボルツリー、ムサシノケヤキも、ほとんど葉を落とし、既に沢山の新芽を蓄えた無数の細い枝に、低く昇った太陽の光を浴び、柔らかな光を返している。
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その細い枝に、毎日のようにメジロの群れがやってくるのだが、今朝は、シジュウカラが数羽、メジロに混じって訪れ、せわしなく、枝を上下に行き来していた。

さて、兼題の「風呂吹」である。

「風呂吹」は、旬の野菜である、大根や蕪を茹で、練味噌などを乗せた、シンプルな料理である。シンプル故に、より素材の味が引き立つわけで、旬の食材の旨味が、堪能出来る。
また、冬の寒い時期、湯気の立つ料理は、それだけで、心まで温めてくれ、ご馳走となる。

風呂吹の味噌柔らかに朱塗り椀 .....akira

今年も、残すところあと僅か、京都の寺院では、無病息災を願い、大根焚きが行われている。温めた大根は、滋養薬でもある。(akira)

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恵みの水辺~兼題「水鳥」


今週のNHK俳句の兼題は、「水鳥」。

昨日、京都の花街では、「事始め」が行われ、赤いひな壇に鏡餅が飾られた前で舞扇を授かる舞子、芸子の艶やかな姿が、テレビのニュースで流れていた。12月も、もう半ば、今年も、もう半月を残すばかりとなった。

例年、年末には水を落とし干潟状となる蓮池だが、今年も数日前から水位を落とし、池の底を見せ始めている。
浅瀬となった水辺は、鷺の格好の餌場となり、たくさんの白鷺が、真鴨の群れに混じって、餌を漁っていた。
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雨上がりの今朝、北西の冷たい風に細波を立てた湖面は、まだ垂れこめた雨雲を映し、いぶし銀の光を返している。

さて、兼題の「水鳥」である。

蓮池にも、例年冬になると、真鴨、オシドリ、カイツブリなどの水鳥がやってくる。
水辺は、格好の餌場であると共に、外敵から身を守る場所でもある。鴨などの夜行性の水鳥の、くちばしを羽根の中に埋め、身を丸くして波間に浮いたまま眠る姿は、その場所が、いかに安息の地であるかがわかる。その姿は、「浮寝鳥」として、季語にもなっている。

水鳥の水紋描く音も無し .....akira

朝まだき水鳥と居る釣人よ .....kumiko

水面を漂う水鳥を眺めていると飽きることがない、只々静かな時が流れてゆくばかりである。(akira)

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冬空~兼題「鰤」


今週のNHK俳句の兼題は、「鰤(ぶり)」。

今日は、二十四節気の「大雪(だいせつ)」。山岳だけでなく、平野にも降雪のある時節ということから大雪といわれたもので、南国でも初氷が張り、 鰤など冬の魚の漁も盛んになるのもこの頃だという。

暦に合わせたかのように、昨日から本格的な冬の寒さになっている。
朝日が昇るのも随分遅くなり、毎朝の日課、小鈴の散歩も日の出前の一番気温の低い時間帯となって、より寒さが堪える。
ただ、冬の夜明け前のピーンと張った空気は、身の引き締まるような心地よさがあり、心が洗われるようだ。
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さて、兼題の「鰤」である。

冬の味覚の醍醐味、油の乗った「寒鰤」。冬の北陸で水揚げされる魚介のなかで、カニと並び、冬の荒波を越え齎される。
選者の正木さんも、次のように解説している。
「鰤はいつも厳寒の荒れた海のイメージがつきまとい、私たちはその厳しいイメージごと、鰤をいただいているのかもしれません。鰤漁が始まる頃には、豊漁の前触れとして雷が鳴るといい、「鰤起し」という季語になっています。」

赤銅の顎髭白く鰤起し .....akira

冬の日本海の荒れた海が齎す豊穣の味覚、厳寒の海だからこそ産みえる味覚でもある。(akira)

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