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落ち葉焚き~兼題「焼芋」


今週のNHK俳句の兼題は、「焼芋」。

早いもので、今日で11月も終わり。
昨日の天気予報では、今日は12月を先取りした寒さになるとのことだったが、この時期らしい穏やかな明けとなっている。

紅葉もピークを過ぎたようで、落葉樹の多い我が家の庭でも、毎日掃いても掃いても追いつかないほどの落ち葉となっている。
これは、家内が通う絵手紙教室での作品、落ちてなお色鮮やかな落葉の姿がありのままに描かれている。
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さて、兼題の「焼芋」である。

「かきねの かきねの まがりかど
たきびだ たきびだ おちばたき・・・」
いわずとしれた、唱歌「たきび」の歌い出しである。
この「たきび」は、落ち葉を焚く焚火であり、この焚火には、焼芋がつきものだったようだ。
私が小さい頃には既に道端で焚火をする習慣はなくなっていたが、広場では村の行事としてときおり行われていた記憶がある。その折にも、焼芋が焼かれ、焼き立て熱々の割るとまだ湯気の立つ焼芋の甘さの鮮烈な印象が今でも蘇る。

風止みて焼芋売りの声遠く .....akira

風呂の火に焼芋を焼く祖父と居る .....kumiko

寒さが増すこの時期、暖かな食べ物は、心も体も芯から温めてくれる。(akira)
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冬の使者~兼題「鮫」


今週のNHK俳句の兼題は、「鮫(さめ)」。

昨日は、二十四節気の「小雪(しょうせつ)」。北国から雪の便りが届く頃で、本格的な冬の訪れの予兆を感じる時期。雪といってもさほど多くないことから、小雪といわれたそうだ。
暦に合わせるかのように、昨日までの小春日和から一転、今朝は、北風の冷たい冬空となっている。
関東地方では、今夜から明日未明にかけて、積雪のおそれがあると予報されている。

昨日まで、小春の空を映し、穏やかな表情を見せていた蓮池の水面も、今朝は、冬空となった空一面に拡がる鉛色の雲を映し、北風にさざ波を立て、いぶし銀の光を放っている。
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最近頻繁に訪れるようになった冬の使者鴨の群れも、風を避けるように、岸辺近くに群れていた。

さて、兼題の「鮫」である。

獰猛で、夏の海の暴れん坊のイメージの強い鮫が、なぜ冬の季語なのか。「熊」「狸」「兎」や「鯨」、はたまた「海豚(イルカ)」までが冬の季語だそうだ。選者の夏井さんによると、「動物の多くは、それを食べて美味しいと感じる季節=冬の季語と考えられた。」のだという。
「因幡の白兎」にも登場する鮫、神代の昔から、人々の暮らしと深くかかわってきたのだろう。

雲低く鮫漁の船波間消ゆ .....akira

鮫の口牙上向きに餌を呑む .....kumiko

冬の蛋白源として食用された鮫、今では特定の地方を除き、食用にされることはほとんどなくなった。時代と共に変遷する季語、鮫が季語として用いられなくなる日も近いのかもしれない。(akira)

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秋咲きのナスタチウム~兼題「帰り花」


今週のNHK俳句の兼題は、「帰り花」。

昨日までの小春日和の暖かさから一転、今朝は北寄りの風の冷たい朝となった。
小鈴の散歩も、ダウンジャケットを羽織っても、首元にマフラーが欲しいほどだった。

寒暖を繰り返しながら寒さが増すのは、平年のことなのだが、今年は特に寒暖差が大きいように思う。
そのせいかどうかは不明だが、今年は、草木の色づきが一段と鮮やかなような気がする。

小春の暖かさに誘われるように、夏に零れた種から成長したナスタチウムが花を付けている。
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南米生まれのこの花は、丸い薄緑の葉と鮮烈なオレンジ色の花が晩秋の庭にあって、ここだけ異次元の空気感を醸し出している。

さて、兼題の「帰り花」である。

選者の堀本さんによると、「小春日和は、草木にひとときの春のような心地よさをもたらし、季節外れの花を咲かせることを帰り花という。」とのことで、特にこの時期、桜や梅が一輪二輪と咲く様を驚きと共に捉えた季語のようだ。
今年は特に、各地から桜が咲いたというニュースが届いている。異常に暑かった夏に、葉を落としてしまい裸木となった桜が、小春を春と勘違いして、花を付けてしまうのだという。

帰り花一輪の幸生を受く .....akira

帰り花廻りの色に添いにけり .....kumiko

11月も、もう半ば、色づいた庭の木々の葉も、少しづつ風に誘われるように落とし始めている。(akira)

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立冬~兼題「枯野」


今週のNHK俳句の兼題は、「枯野」。

一昨日は、二十四節気の「立冬」、暦の上では早くも冬の始まりである。
昨日の雨を境に、季節は一気に進み、今日明日は、12月並みの気温になるという。
ひと月前には、残暑に閉口していたことを思えば、季節の歩みの速さには、いささか戸惑いを感じてしまう。

ふりかえると、気温の変化は、一進一退、心地よい秋晴れの日はほとんど無かったような気がする。
それでも、草木の歩みは着実で、残暑の頃から見せていた秋の気配は、ここに来て一気に秋色を深めている。
蓮池を望む斜面地では、あちこちで実生したコスモスがそろそろ終わりに近づき、花後に種の付いた花茎を揺らし、シンボルツリーのムサシノケヤキも、葉を色付け始めている。
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今年は、よく成長したコウテイダリアも、花を咲かせ始めており、その花が終わるころには、本格的な冬の到来となる。

さて、兼題の「枯野」である。

立冬とはいえ、枯野の季節には、まだ随分と時間がある。
蓮池の土手では、まだまだ芒の穂が銀色に輝いており、枯れ芒となるのは、ひと月以上先となる。

枯野来て名も無き辻の地蔵尊 .....akira

枯野行く鞄の中に懺悔詰め .....kumiko

既に木枯らし1号が吹き、最低気温が10度を割ると、冬の到来を感じぜずにはいられないが、木々はやっと色づき始めたところ、今暫くは、行く秋を楽しみたいものだ。(akira)

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晩秋の蓮池


今週のNHK俳句は、第5週のためお休みである。

11月の声を聞くと共に、10月の季節外れの暑さから一転この時期らしい寒さがやって来た。
今朝も、雲一つない明けとなったこともあり、空気も冴え冴えとして、小鈴の散歩も手袋が欲しい程だった。
各地からは、紅葉と初冠雪のコラボした景色の便りが、深まり行く秋の情景を届けている。

今朝の蓮池。
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太陽の高さも随分低くなり、柔らかな光を浴びて、水面は雲一つない空を映していた。
無風となった水面には、朝霧が昇り、幻想的な雰囲気につつまれていた。
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蓮池では、初めて見る光景で、その流れゆく様を、暫く見とれてしまった。
斜面地で育った芒も穂が完全に開き、柔らかな陽の光を反射して、銀色に輝いていた。
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斜面地の裾では、枯れ始めた夏草の間から、水仙の新芽が元気に葉を伸ばしていた。
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ふと空を見上げると、電線にジョウビタキが留まり、雲一つない青空に、カタカタとあの独特の鳴き声を響かせていた。
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蓮池の上流側では、鴨が数羽飛来して、水面に水紋を描いていた。
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朝霧を立てていた水面は太陽の上昇と共にいつもの湖面に戻り、
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やがて、太陽の光に温められた湖面は、風を齎し、水面に銀色のさざ波を創り出した。
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その向こうで、鴨の描く水紋も、強い銀色の光を返していた。(akira)

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