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霜降~兼題「秋風」


今週のNHK俳句の兼題は、「秋風」。

今年の二十四節気「霜降」は、3日前の23日だった。秋が一段と深まり、朝霜が初めて降る頃で、昔から農作業の目安とされたそうだ。実際のところ、霜が降るには、地表面の温度が0度になる事が条件だそうで、このあたりでは、ひと月先のことになりそうだ。
今年は、平年より気温の高い日が続いており、今朝も薄日の差す穏やかな明けとなった。
蓮池を望む斜面地の上では、鉢植えのタカノハススキの穂と秋桜が、無風の水面を背景に、佇んでいる。
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今朝のニュースで、富士山の初冠雪が伝えられていた。平年より26日も遅く、観測史上最も遅い初冠雪だったそうだ。

さて、兼題の「秋風」である。

秋風は、晴れやかな春風とは対照的で、どことなく寂しく切ない感情が伴う。男女間の愛情が冷める例えに、「秋風が吹く」と用いられるように、どうしても負のイメージがまとわりつく。はらはらと舞い落ちる落ち葉に、寂しさを感じるのは世界共通のようで、その枯葉を舞い上げる乾いた秋の風は、どこか寂しく、空虚感に満ちている。

投網干す潮の香少し秋の風 .....akira

「ただいま」の声も空しく秋の風 .....kumiko

暦の上では晩秋だが、朝から心地よい初秋のような日差しが降り注いでいる。今日も日中は気温が上がりそうだ。(akira)
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theme : 俳句
genre : 趣味・実用

錦秋~兼題「黄葉」


今週のNHK俳句の兼題は、「黄葉(こうよう)」。

ここ数日季節がひと月程逆戻りしたような蒸し暑い日が続いている。まだ数日は続きそうで、週末には雨となり、その後は、この時期らしい気候が戻るという。
この時期は、一日の気温差も大きく、体調管理が大変である。

庭の草木も、日に日に秋色を濃くしており、家内が丹精込めて育てたコリウスも、葉色が一層鮮やかになっている。なかでも、赤葉のコリウスは、その色をより濃くし、その存在感を増している。その赤い色は、紅葉の赤に似て、庭全体が、錦に染まる秋の山のような艶やかさを醸し出している。

庭の落葉樹も、そろそろ濃緑の夏色を弱め、秋色へと衣替えを始めている。
臨家の庭で、実生で育った山柿も、その厚く艶やかな葉を、少しづつ赤く染め始めている。
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さて、兼題の「黄葉」である。

通常「こうよう」は、紅色の「紅葉」を用いる。確かに、イロハモミジに代表される紅葉は、鮮やかで、特に透き通るような青い空とのコントラストは、秋の景色の象徴でもある。また、緑から紅へと変化する途中の様は、1枚の葉の中に錦を織りなす。
ただ、木々の紅葉は、黄色く色づくもののほうが圧倒的に多いように思われる。またその色も、銀杏に代表される黄色のものから茶色に近いものまで様々だ。

黄葉を映す水面の藍深く .....akira

城門の銀杏黄葉風に舞う .....kumiko

こちらの紅葉の時期は、通年、11月下旬から12月上旬。蓮池の奥山の錦秋は、もう少し先になる。(akira)


theme : 俳句
genre : 趣味・実用

鱗雲~兼題「秋の声」


今週のNHK俳句の兼題は、「秋の声」。

10日前までは、夏のような暑さに閉口していたのに、秋の季節の進みは早く、朝晩は寒ささえ覚えるようになっている。
明日は「十三夜」、中秋の名月に次いで美しいとされ、古くから中秋と並んで月をめでる習わしが伝わっている。
中秋の頃は天候も不順で群雲の掛かることが多いが、この頃になると空気も澄み、月をめでるには恰好の季節なのだろう。

今日も朝から心地よく晴れて、少し雲の多いものの、絶好の行楽日和となっている。
空の雲も今月はじめまで姿を見せていた積乱雲も、すっかり姿を消し、筋雲や鱗雲が広がり、空の高さを感じるようになってきた。
これは、先日の鱗雲に覆われた空、何処までも続く鱗雲の雄大さに、暫し空を見上げていた。
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さて、兼題の「秋の声」である。

「秋の声」、なかなか不思議な季語である。
選者の堀本さんによると、「「秋」は生き物ではないから、「声」は発しないものです。それをあたかも、生き物の如く感覚的にとらえたもの」とのこと。
ちなみに、春はもとより、他の季節では「の声」の季語は無いので、秋の季節のなせる、乾いた空気感、寂しさなどが入り混じった雰囲気が醸す繊細な趣を表しているようだ。

薪を割る汗空(くう)に散る秋の声 .....akira

秋の声夢一夜なる月灯り .....kumiko

先程から、斜面地のムサシノケヤキの木を訪れたヒヨドリが、しきりに鳴き交わしている。澄んだ空気を伝い届くその鳴き声は、姿に似合わず清らかで、秋の空によく響いている。(akira)

theme : 俳句
genre : 趣味・実用

秋色染まるコリウスガーデン


10月に入り続いていた夏のような蒸し暑さも、秋雨前線と共に去ったようで、昨日から一気にこの時期らしい気温となった。
今朝の最低気温も今年初めて20度を切り、小鈴の散歩も、長袖シャツ1枚では、肌寒い程であった。

泉南地域では丁度秋祭りのシーズンに入り、当地でも、蓮池向こうの「波太神社」の秋季例大祭が行われており、昨日は宮入、今日は、所曳きと神輿渡御が行われる。
昨日、蓮池下がりの黄金色に実った稲田の間を、ゆっくりと宮入に向かう地車(やぐら)の列が続いた。
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そんな長閑な景色を背景に斜面地では、所かまわず実生で育ったコスモスが、あちらこちらで、桃色の花姿を秋の風に揺らしている。
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斜面地の裾では、十五夜には残念ながら開花が見られなかった芒が、小金色のか細い穂を四方八方に拡げ始めた。
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相変わらずマイペースの「小鈴」だが、ここに来て、持病のアレルギーの症状が一段落してきたようだ。部屋飼い犬の宿命のようだが、飼い主の悩みをよそに、気ままな生活を送っている。
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kumikomamaが、~秋のコリウスガーデン~と名付けたフロントガーデンも、深まり行く秋を迎え、朝夕の寒暖差でより一層葉色のコントラストが鮮やかになっている。
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真夏には、暑さを遮るために布をかけ、丹精込めて守って来た多数のコリウスたち、そのkumikomamaの努力の賜物でもある。
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夏の花も、まだまだ元気で、コリウスとの競演は、この時期ならではの美しさだ。
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銅葉と真っ白い小花の対比が心地いいユーフォルビアチョコレートも、シックにコリウスと競演している。
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突然訪れたようにやってきた秋の空気は、空一面に鱗雲を描き、澄んだ空気は、思わず深呼吸したくなるほど心地いい。
まもなく、心地よく響いてくる祭囃子が終わると、秋も一段と深くなる。(akira)

theme : **暮らしを楽しむ**
genre : ライフ

赤い実~兼題「林檎」


今週のNHK俳句の兼題は、「林檎(りんご)」。

10月に入り、秋が深まるどころか、夏へ逆戻りしたような、湿度の高い嫌な暑さの日が続いている。
これも台風18号の影響のようで、今朝もこの時期としては、比較的気温の高い明けとなり、小鈴の散歩も半袖で出掛けた。
台風は、対馬海峡を通過中で、依然955hPaと強い勢力を保ったままで、この後、足早に日本海を進む模様だが、またまた大きな被害が出ないか心配される。

夏のような10月のスタートだが、自然は着々と秋を深めている。
実りの秋である。この頃になると、和歌山から、柿の行商の露店が、道路脇にオープンする。

我が家の庭でも、グァバの実が次々と色づき、落果間際のものを収穫している。
また、家内が、今年花友から頂いた「ローゼル」の苗を育ててきたのだが、数本の苗に沢山の濃赤の実を付けた。
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ローゼルは、ハイビスカスの仲間で、その花は小振りのハイビスカスそのもので、実は、ジャムやティーとして楽しむことができる。
我が家では、昨日早速、家内がジャムに仕上げ、今朝の食卓に上った。真紅のジャムは、少し酸味があるものの、なかなか美味であった。少ないローゼルの実を補う意味で、林檎を加えたジャムになったようだが、後で調べてみると、林檎は、ローゼルの酸味を抑える効果があるようで、偶然とはいえ、家内の勘の鋭さには、改めて感嘆した。
ローゼルは、また、ローズヒップとも相性がいいようで、林檎といい、秋の実りの相乗効果には、改めて納得が行く思いだった。

さて、兼題の「林檎」である。

リンゴ、年中スーパーで売られていて、我が家でも、毎朝食卓に上る。なので、秋の季語と言われても、どうもイメージが湧かない。
それでも、昨秋、家内が信州旅行で訪れたリンゴ園から直送したリンゴの美味しかったこと、やはり旬のものは味が違うなと、改めて思い知ったものだ。

老いし頬黒光りして林檎摘む .....akira

林檎狩り友に送りし愛の数 .....kumiko

西洋の諺では「林檎が赤くなると、医者が青くなる」というそうだ。健康にも良い赤い実の恵み、心して味わいたいものだ。(akira)

theme : 俳句
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