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冬の雲~兼題「霰」


今年最後のNHK俳句の兼題は、「霰(あられ)」。

いよいよ今年も押し迫り、昨日は、やっとこの時期らしい寒さとなった。
ところが、この寒さも一時で、年末年始はまた穏やかな暖かな日が続くという。

この時期には、北寄りの肌を刺すような冷たい風が吹き、黒い冬の雲が、時折時雨を伴い速足で流れるのだが、今年は晴れの日が多く、往く雲も、春を思わせる白い綿雲がゆったりと空に浮かぶことが多い。

それでも、早朝、冷え込む空には、この時期らしい、冬の雲が明け往く茜色の空を覆うように拡がることも多くなった。
昨日の夜明け前の蓮池の上空にも、夜明けを遮るように、黒雲が山の端を覆っていた。
s-480IMG_0817.jpg

さて、兼題の、「霰(あられ)」である。

童謡では、「雪やこんこ、霰やこんこ」と、同列に扱われる雪と霰だが、しんしんと降り積もる雪とは対照的に、霰は、激しく音を立てて降るイメージが強い。雹(ひょう)ほど、甚大な被害を齎すことはあまりないが、時として、いきなり降り始め、短時間で過ぎ去る。
暖かな日が続く今年は、霰どころか雪さえも見かける気象条件には、程遠い状況が続いている。

霰過ぎ静寂の野辺地蔵尊 .....akira

窓越しに落ちて弾ける霰かな .....kumiko

明日は大晦日、まもなく新年を迎えようとするこの時期に、季節外れの暖かさはどうもなじまない。
ピーンと張り詰めたような冷気の中、身の引き締まる思いで年を越すのが、新年を迎えるにふさわしいと思うのだが。。(akira)

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theme : 俳句
genre : 趣味・実用

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