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秋の朝~兼題「霧」


今週のNHK俳句の兼題は、「霧」。

明日は、二十四節気の「寒露」。仲秋に野草に宿る冷たい露のことで、「白露」の頃には冷たさを感じなかった露にも、冷たさを感じる頃で、露が冷たい空気と接し、霜に変わる直前で、紅葉が濃くなり、燕などの夏鳥と雁などの冬鳥が交代される時期でもあるという。

移ろいやすい秋の空だが、ここ数日は、秋らしい好天が続いている。
朝晩は、涼しさを通り越し、肌寒い位の気温となって来た。
蓮池に昇る朝日の位置も少しづつ南寄りとなり、明ける時刻も、日に日に遅くなっている。

昨日の朝、ひんやりとする空気の中、少し雲の多い山の端から、太陽が顔を出した。
s-480IMG_0110.jpg

さて、兼題の「霧」である。

霧は、年中湧くイメージが強く、特に山里や、盆地は、よく霧に包まれるようだが、一日の寒暖差の大きい秋には、霧が発生しやすいのかもしれない。
愛用の虚子編「季寄せ」にも、
「昔は、霧も霞(かすみ)も区別がなかったようであるが、今では、春はかすみ、秋は霧と定まった。」「霧は朝深く、夕べに浅し」
とある。

我踏みし轍(わだち)を包み霧の来る .....akira

霧も晴れ雨雲去りて山近し .....kumiko

「五里霧中」という言葉がある。霧は、単に自然現象に止まらず、人生の機微、浮沈を静かに包み込む。(akira)
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