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小春~兼題「神の旅」


今週のNHK俳句の兼題は、「神の旅」。

未明に強く降った雨も上がり、雲間から時折陽の覗く小春日和の穏やかな天気となった。

蓮池下がりの稲田では、10月初旬に刈り取られた稲の切株から伸びた新芽が、30cm程に育ち、褐色の刈田を若緑色で包んでいる。
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一見、春の草原のようだが、周りの畦では、草が褐色に枯れ始めている。
明日からは、ぐっと気温が下がり初冬本来の気候になるという。

「小春」とは、もともと旧暦10月の異名で、この頃には、春のような暖かで穏やかな日が続くことが語源のようである。

さて、兼題の「神の旅」である。

10月の異名と言えば、「神無月」の方が有名である。旧暦10月、やおよろずの神々は、男女の縁結びのため出雲に集まるという。

虚子編の「季寄せ」を見ると、この神々の「サミット」にまつわる季語がいくつか掲載されている。
10月1日出雲への旅立ちを送る「神送」、10月に吹く西風を「神渡」、「神の留守」等・・・
「神の旅」もまたそのひとつである。

鰯雲鯖雲も有り神の旅 .....akira

時を越え超高速の神の旅 .....kumiko

今年は閏9月が入った関係で、11月22日が旧暦の10月1日となったため、「神の旅」も先送りとなっているのかもしれないが、季節の営みは予定どおり過ぎて行く。(akira)

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