02
1
2
3
4
5
6
8
9
10
11
12
13
15
16
17
18
19
20
22
23
24
25
26
27
28
   

雨水~兼題「春の海」


今週のNHK俳句の兼題は、「春の海」。

一昨日は、二十四節気の「雨水」。降る雪が雨に変わり、氷が溶けて水になる頃の意なのだが、春の訪れにはまだ遠く、厳しい寒さはまだ暫くは続きそうだ。
それでも、最高気温が5度を下回るような極寒の時期は、どうやら越えたようで、日に日に高くなる太陽の温もりが、陽だまりを暖かく包むようになってきた。

昨日、その陽の届く近くの海岸には、冬の間大阪湾を渡ってくる強い北風に打ち上げられた流木などが、波と風に曝され、白い屍となって春まだ浅い陽の光に、その白さを返していた。
s-480IMG_5512.jpg

さて、兼題の「春の海」である。

筝曲の「春の海」に代表されるように、ゆったりとした眠気を誘うようなゆったりとしたうねりを見せる春の海をイメージするのだが、春の嵐に荒れ狂う海もまた春の海である。

残雪の嶺映し満つ春の海 .....akira

ひとり来て流木寄せり春の海 .....kumiko

関西の春は、奈良東大寺のお水取りと共に訪れる。厳しかった寒さも、そろそろ終盤に差し掛かってきた。(akira)
スポンサーサイト

theme : 俳句
genre : 趣味・実用

春は名のみの~兼題「春の星」


今週のNHK俳句の兼題は、「春の星」。

今年に入ってから3度目の極寒はどうやら峠を越えたようだが、凍える寒さにももう辟易しているところで、はやくこの時期の寒さに戻ってくれることを望むばかりだ。

昨日も目覚めると一面の銀世界、早朝の蓮池もいぶし銀の輝きを返していた。
s-480IMG_5157_201802132015448a9.jpg
小鈴の散歩も、道路が凍って、所々アイスバーン状となっていたため、朝食を済ませ、陽が昇って解け始めてから出かけた。

さて、兼題の「春の星」である。

陽の暮が少しずつ遅くなり、朧月夜となる春の夜。そんな春の夜に星を愉しむと言う事は、今まであまり考えなかった。陽の光が少しずつ強くなる日中とは対照的に、早春の星が瞬く夜は、冬の暗さと寒さを引きずるようで、少し淋しいイメージが付きまとうと感じがするのは、私だけか。。。

春の星ひとつ凪たる海に落つ .....akira

山裾を列車過ぎ行き春の星 .....kumiko

日没も随分と遅くなり、春の足音がもうそこまできていることが実感できるようになってきた。(akira)

theme : 俳句
genre : 趣味・実用

立春~兼題「春の水」


今週のNHK俳句の兼題は、「春の水」。

去る4日は、二十四節気の「立春」だった。暦の上では、春の始まりだが、週明けから極寒の日々が続いている。福井では、37年ぶりの豪雪とかで、死者まで出ている。週末には平年並みまで戻りそうだが、来週にはまた寒波が戻りそうで、春に先駆けて咲く花も、蕾を固くして、咲く気配を見せない。

浅瀬状態だった蓮池の水も、2月に入り少しづつ水位を上げており、春に向けての準備が少しづつ始まっている。
例年凍ることのほとんど無い水面も、今年は何度も薄氷を見せている。
昨日の蓮池、風向きにより凍る場所が移動するようで、いつもは対岸の隅に出来るのだが、昨日は手前のほうに薄氷を見せていた。
s-480IMG_4810.jpg
今朝は、体感ではこの冬一番の冷え込みだったのだが、風の強さの関係か、昨日よりは少な目の氷となっていた。

さて、兼題の「春の水」である。

二十四節気の「立春」は、七十二候の「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」である。氷が解け、雪が解け、流れ出ずる早春の水。そして、春の日差しに輝く水は、「水温む」。いずれも、厳しい冬からの解き放たれた気持ちの表れである。本来「解け」は、「融け」と書くべきなのだが、「解け」のほうが、妙にしっくりくる。

春の水湧きて新芽の色冴やか .....akira

春の水小鳥の姿映しおり .....kumiko

関西では、3月初旬の奈良東大寺「お水取り」が春を告げる行事とされる。極寒の時期は、まだ暫く続きそうだが、春の足音は、少しづつ近づいている。(akira)

theme : 俳句
genre : 趣味・実用

節分~兼題「室咲」


今週のNHK俳句の兼題は、「室咲(むろざき)」。

早いもので、今日で1月も終わり、そして週末は節分。暦は、次々と春に向かって動いているのに、年末から続く寒さは一向に収まる気配がない。週明けには、強い寒波が再度襲来するようで、終わりの見えない寒波に、外に出かけるのも気鬱になる。

そんな気鬱な思いで出かけた先日の点描画教室で、先輩の生徒さんから思わぬものを頂いた。
表裏2色の色紙を2種使いドーナツ状に折り込んだもので、中心部から繰り出すように回転するようなっていて、次々と中心部から違う色が湧くように現れ、まるで万華鏡のようで、暫く回転しながら見入ってしまった。
s-480IMG_4523.jpg

さて、兼題の「室咲」である。

寒さを遮断したなかで、温度管理された植物は、一足先に春の知らせを運んでくれるようだ。

室咲の匂いほのかに古希祝い .....akira

室咲のカトレア競う北新地 .....kumiko

寒さの底は見えないものの、冬の雲間から差す陽の光は少しづつ暖かさを増していて、陽だまりに春の気配を探す、今日この頃である。(akira)

theme : 俳句
genre : 趣味・実用

水沢腹堅~兼題「凍鶴」


今週のNHK俳句の兼題は、「凍鶴(いてづる)」。

明日は、七十二候の、「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」、沢に氷が厚く張る頃の意で、二十四節気の「大寒」の中でも、一番寒い時期にあたる。
折しも、数年に一度の寒波の襲来で、日本列島全体が強い寒気に覆われている。今日が寒気の底だそうだ。今朝も、冷凍庫の中のような寒風が頬を刺すように凍えるなか、小鈴の散歩も途中で切り上げて帰宅した。

先日の寒波の時の朝の蓮池。
s-480IMG_2628.jpg
水の少なくなった湖面には、薄氷が張り、一羽のセキレイが忙しく、その氷の上を動き廻っていた。
比較的温暖な当地の蓮池が凍る事は滅多にないのだが、風が収まる明朝にはまた結氷するかもしれない。

さて、兼題の「凍鶴」である。

選者の夏井さんの解説によると、「寒さに凍て切り、片脚で立ち、首を翼の間に挟み込み身じろぎしない鶴が、凍鶴です。」とある。
原野に佇む鶴さえも凍らせる寒さ、冬の厳しさが身に染みる季語である。

凍鶴の低く飛び立ち吾子生まる .....akira

凍鶴の立つ田の白く薄日入り .....kumiko

この冬の寒さも、この寒波が底だというものの、今年は2月の中旬まで寒さが繰り返すという。あと10日程で「立春」、春の訪れが待たれる今日この頃である。(akira)

theme : 俳句
genre : 趣味・実用

検索フォーム

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

当サイトQRコード

QR