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山柿~兼題「鳥威し」


今週のNHK俳句の兼題は、「鳥威(おど)し」。

寒暖差の大きい日が続いた後は、季節外れの長雨と共に初冬を思わすような気温となっていて、天高く心地よい秋晴れの日はほとんどなく、一気に冬へと歩み始めた感がある。明後日は、「秋土用」の入り、暦に合わせるかのような気候の変化に体を合わせるのが大変である。
今朝は、久しぶりに太陽が顔を覗かせたが、それもつかの間、昼からはまた下り坂になるようだ。

小鈴の散歩道でもある、蓮池の奥山では、木々が実りの時期を迎えている。
どんぐりは茶色に艶やかに実り、山柿は、小さな実をたわわに実り、その重さで、枝をしならせている。
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その実りは、野山に住まう鳥などの生き物たちにとって、やがて来る冬への大切な備えとなる。

さて、兼題の「鳥威し」である。

発砲音で鳥を威すのが、鳥威しとばかり思っていたのだが、それは「威し銃(づつ)」であり、鳥を追い払うための仕掛けの総称だそうだ。
「鳥威し」には、案山子や鴉型、光るもの、廻るもの、てぐすなど聴覚触覚効果によるもの、悪臭など臭いによるもの、威し銃、鳴子など音によるものなどがあるという。

鳥威し消え入る空のなお高し .....akira

鳥威し轟く遠き山また山 .....kumiko

蓮池下がりの稲田も、すっかり稲刈りが終わり、苅田となった田んぼには、野鳥が飛来して、僅かに落ちた甫虫たちをついばむ様子が見られるようになっている。(akira)
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寒露~兼題「虫」


今週のNHK俳句の兼題は、「虫」。

今週の日曜日8日は、二十四節気の「寒露」、初秋の野山に、冷たい露が宿るころだという。
それでも実際は、数日前から残暑の頃を思わせるような日射しの厳しい日が続いていて、今日も暑くなりそうな日射しが届いている。

その寒露の日は、当地の秋祭の初日であった。
豊穣の祭を象徴するように、蓮池下がりの黄金色に実った稲田の間を、ゆっくりと進む宮入の地車(やぐら)の列が早朝から続いていた。
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その祭りも終わり、祭囃子の音も消えた田畑では、虫の音が深まり行く秋の夜長を謳歌する如くに鳴き、より一層秋の寂しさを助長するようだ。

さて、兼題の「虫」である。

虫は年中見かけるものだが、季語の「虫」は、秋を表すのだという。たしかに、秋の夕暮れ、鳴き交わす虫のどこか心地よい鳴き声は、どことなくもの淋し気で、暮れゆく秋の侘しさをより醸し出すようだ。

鳴き止みてまた鳴く虫や夜の帳(とばり) .....akira

街灯り雲間の月や虫の声 .....kumiko

例年だと、この時期は、天高く鱗雲拡がる晴れの日が続くのだが、週末にはまたぐづついた天気になるようだ。(akira)

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中秋~兼題「秋の暮」


今週の、NHK俳句の兼題は、「秋の暮」。

今日は、陰暦の8月15日で中秋である。昔から今夜の月を、「中秋の名月」「芋名月」といわれ、一年で一番美しい月として、平安の時代から、愛でられたのだという。
ただ、今夜は満月ではなく、2日後の6日が満月となる。
今朝はまだ雲の多いものの、ぐずついた天気も今晩にはすっきりと晴れそうで、何とか満月には満たないものの、名月が見れそうだ。
10月の中秋ということで、今年は、何とか芒の穂を飾ることが出来そうである。
蓮池の土手の芒も、銀色の穂を上げ始めている。
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さて、兼題の「秋の暮」である。

暮れるのもめっきり早くなり、「灯火親しむ候」秋の夜長を愉しむ季節となった。
陽が落ちるのが早くなると併せ、昼の蒸せるような余熱もすっかり消え、陽が落ちると少し肌寒いくらいとなっている。

細い腕軽く握りて秋の暮 .....akira

終りなき農婆の仕事秋の暮 .....kumiko

暮れを待っていたかのように秋の虫たちの軽やかな鳴き声と共に、秋の夜は更けてゆく。(akira)

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実りの秋~兼題「梨」


今週のNHK俳句の兼題は、「梨」。

朝晩は、めっきり涼しくなり、半袖では寒いくらいだが、日中はまだまだ日射しの厳しい日もあり、体調管理が大変だ。
今日は、昼から下り坂、その雨の後は、一気に秋本番の天気になるという。

蓮池下がりの稲田も、稲が色づき穂が垂れ実りの季節を迎え、早い田んぼでは、既に稲刈りを終えたところもある。
我が家でも、枯れ始めた自然薯の蔓を片付け、僅かに残った最後のむかごを収穫した。
斜面地では、グァバの実が黄色く色づき始めている。

実りの季節、あちこちから実りのおすそ分けを頂くことが増える。
先日には、梨や栗を頂き、昨日は、掘り上げたばかりのさつまいもや、ぶどう、いちぢくと、実りの季節ならではの賜物のおすそ分けを頂いた。
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さて、兼題の「梨」である。

秋の果物の中では、比較的早い時期に店頭に並ぶ、いわば秋の到来を告げる果物である。まだ汗ばむ時期、よく冷えた瑞々しい梨は、実に旨い。

梨の実を量りぬ右手左の手 .....akira

仏壇の主となりにし梨ひとつ .....kumiko

彼岸も明け、今週末で9月も終わり、駅前や地車小屋の廻りには祭り提灯が飾られ、当地も秋祭の季節の到来である。(akira)

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秋分~兼題「虫時雨」


今週のNHK俳句の兼題は、「虫時雨」。

やっと凌ぎやすくなったと思ったら、早いもので9月ももう下旬、そして今日は、秋の彼岸入り、週末の23日は、二十四節気の「秋分」である。
二百二十日も過ぎ、台風シーズンも終盤と思われるのだが、先週末は大型台風の襲来で、またまた各地で甚大な被害を齎した。
我が家でも、育ち始めた花苗たちを小屋に避難させたのだが、幸い大事には至らなかった。
こちらは、その花苗たちと一緒に、小屋へ避難してきたコオロギ君。
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その台風も、深夜にあっという間に通り過ぎ、翌未明には、虫たちの澄んだ鳴き声が響いていた。

さて、兼題の「虫時雨」である。

夕闇が深く成る頃、廻りが静かになるにつれ、虫たちの鳴き声が、勢いを増す。
「秋の夜長を鳴き通す♪」と歌われた虫の声は、深まり行く秋への哀愁歌でもある。

虫時雨昇りて闇(やみ)のなお深し .....akira

虫時雨強く生きよと里の暮 .....kumiko

昔から、「暑さ寒さも彼岸まで」と言われたが、日中陽が照るとまだまだ汗ばむ日が続いている。それでも、朝晩は肌寒く感じるようになり、心地よい秋本番も間もなくだ。(akira)

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