2016.05.22
ジューンベリーの実の色づき

今朝も朝から五月晴れのガーデニング日和となっている。
日の出もすっかり早くなり、5時半に起き出すと、既に陽が高く昇り、蓮池の水面を白く照らしている。
kumikomamaは、朝から庭仕事に余念がない。
フロントガーデンで元気に育つジューンベリー。
新葉も、日に日に緑を濃くし、幹根には木陰を作るようになった。

花後に育った青い実は日に日に大きくなり、連休頃から少しづつ色づき始めた。

例年にも増して付けた実は、若干小振りのようだ。

中には、もう既に、赤紫色に、熟し始めたものもある。

毎年、上へ枝を伸ばし、今年の収穫は、脚立がないと無理のようだ。

例年赤くなり始めると、鳥除けネットで覆うのだが、今年は無理のようだ。
「今年は、鳥と共存するしかないか。」と、家内とも話している。
そのジューンベリーが、木陰を作る足元では、シモツケが、ライムグリーンの葉を茂らせている。

そして、ライムグリーンの葉の間からは、ピンク色をした、綿菓子を連想させるような可憐な花を見せている。

綿菓子を連想させる要因は、花から伸ばした長い蕊が花房全体を覆うことによるものだ。

大きくなりすぎた感のある、ジューンベリー。この冬には、もう少し小さく仕立て直ししたいと思う。(akira)
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2016.05.07
柑橘の開花

5月に入って1週間、そろそろ五月晴れの日が続くようになる頃なのだが、数日の周期で、春の嵐のような雨模様がめぐって来て、なかなか晴れの日が続かない。晴れたと思うと、5月下旬の気温となり、湿度が高い夏のような気候となり、爽やかな季節はやってくるのかと思ってしまう。
先週お届けした、柑橘の小さな蕾も、このところの気温と雨で、一気に大きく育ち、次々と開花し始めた。
先週の蕾の記事は ⇒ こちら
先ずは、レモンの花。

縦長に成長した薄紫色の花芽を、縦に割くように開きくと、内側は真白い花弁を見せる。

花は、柑橘系の芳香を放つが、その芳香に誘引されたコガネムシが飛来し、花芯まで体を入れ、無心に蜜をむさぼっている。

その体には、いっぱいに黄色い花粉が付着している。
そして、コガネムシが去った花は、雌蕊の先が黄色い花粉で覆われ、白い花弁にも花粉が飛散している。

そして、ハナユズの花。

小さかった花の蕾は、大きく膨らみ、ますますコットンボールのようだ。

花弁が開き始めると、その分厚い花弁は、これまた真綿のようだ。

5弁の花弁が開くと、中の蕊も花弁と同じような真白い芯を見せる。

ハナユズの花にも、芳香に誘われた虫たちが飛来し、しきりと花芯に鼻を差し入れている。
今年も、沢山の花を付けた柑橘の木。全ての花が結実するわけではないが、昨年と同様、沢山の実が生りそうだ。(akira)
2016.04.30
柑橘の花芽

明日からもう5月、風薫るとたとえられる新緑の輝く季節の到来だ。
庭の落葉樹たちの新緑もその瑞々しい緑の葉を大きくし、強くなり始めた日差しを透過する量も減り、緑陰を作り始めている。
斜面地のシンボルツリー、ムサシノケヤキも、柔らかな新葉を大きくし、瑞々しい緑に包まれ始めている。

そのムサシノケヤキの傍で、常緑樹のハナユズとレモンの木も新しい芽を育て、それぞれに花芽を付け始めた。
先ずは、ハナユズの木。

上部の伸びた枝に、無数の花芽を付けている。

小さな花芽の傍では、しっかりとした棘が潜む。

花芽は色づくと純白で、小さなコットンボールのような可憐さだ。

そして、レモンの木。

枝全体に沢山の薄紫色の花芽を付け始めている。

丸い花芽は成長するに連れ、縦長くなる。

いずれの木も、冬の寒さに痛んだ古い葉の傍からは、新たな葉芽が伸び始めており、その瑞々しい芽の勢いが、今年の果樹も豊作だよと告げているようだ。(akira)
2016.03.26
ジューンベリーの芽吹き

「花冷え」よりも「寒の戻り」のほうがしっくりくるような寒い日が続いている。各地から届く桜の開花情報も、少し足踏み状態のようだ。
今朝の小鈴の散歩も、手袋が欲しくなる程の空気の冷たさで、正に寒の時期の寒さが戻った感じだった。
それでも、公園の桜は、日に日に蕾をピンクに染め始めており、この寒の戻りを抜けると、一気に開花しそうだ。
庭の草木も、寒暖差に惑わされる事無く、次々と新芽を育てている。
フロントガーデンで大きく育った、ジューンベリーの新芽も、芽吹きの時を迎えた。

冬の間、枝と同化したようだった新芽は、3月上旬から次第に赤茶色になりながらその芽を伸ばし、

その先から、綿毛のような新芽を覗かせ始めている。

細い枝の新芽も、全ての芽がほぼ同時に動き始めた。

綿毛のような新芽は、春の光を浴びると、銀色に輝く。

春の光を求めるように、上を向いて伸びる新芽は、

青い空とよく合う。

まだ、葉芽と花芽の区別がつかないが、枝が白い花で覆われる時期も、間もなくだ。(akira)
2016.02.13
ジューンベリーの新芽

昨日は、朝の寒さが嘘のように、日中は日差しが殆ど無いにも関わらず、4月上旬の気温だったようで、少し速足で歩くと、汗ばむ程の陽気だった。
今朝も、その温かさが続いている。ただ、天気は下り坂で、空は雲で覆われ、段々と南寄りの風が強くなるとの予報、春の嵐が吹き荒れるそうだ。
この陽気に誘われるように、春を先取りした草花たちを尻目に、まだ眠りについていた庭の木々も、ようやく、少しづつ動き始めたようだ。
フロントガーデンで眠りに就いていたジューンベリーの木も、やっと目覚めの時を迎えたようだ。

昨秋、落葉の時に既に宿した新芽は、冬の間、枝と同化し、その小さな芽を硬く閉ざしていたのだが、ここに来て、少しづつ大きくししている。

まだ、花芽と葉芽との判別がつけ難いが、少しづつ、長く、ひと回り大きくなっている。

鹿の子模様のような枝と同化していた新芽も、少しづつ赤味を帯び、艶やかさを増している。

春の嵐の後には、また、真冬の寒さが戻って来るようだ。ただ、動き始めた新芽は、後戻りする事無く、また、先走りすることなく、着実に、春を目指して、成長を続ける。(akira)