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春は名のみの~兼題「草の芽」


今週のNHK俳句の兼題は、「草の芽」。

2月も下旬に入り、気候も時折春の顔を見せるようになった。先日には、春一番が吹いた。大阪では4年ぶりの春一番だったという。雨は大したことはなかったが、台風並みの南風は、冬の空気を一気に春の桜の咲くころの気候へと、一変させた。
それでも、春の陽気は一瞬で、春一番を齎した低気圧が東に去ると、一気に冬に逆戻り、今朝も、放射冷却もあり、凍えるような朝となっている。
今朝の日の出前、蓮池の上空には、茜色に染まる雲が現れた。
明けが日に日に早くなるこの時期、七色に染まる空を映す蓮池の水面も、その色に染め、夜明け前のピンと張った冴えた空気をも春の色に染めようとしていた。
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朝焼けは、下り坂の印しとか、今夜から明日にかけては、また、春の嵐となるそうだ。

さて、兼題の「草の芽」である。

冬の間褐色となっていた蓮池の土手も、草の芽が育ち始めている。野焼で焼け残った枯れ草の足元を、若緑の新芽の色で少しづつ染め始めている。冬の間固く閉ざしていた木々の新芽も、少しづつ大きさを増している。

草の芽を踏みて荒ぶる風潔し .....akira

草の芽に強く生きよの思い乗せ .....kumiko

草の芽の芽吹きは、春の息吹であるとともに、新たな命の息吹でもある。(akira)
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雨水~兼題「薄氷」


今週のNHK俳句の兼題は、「薄氷(うすらい)」。

早いもので、もう2月半ば、今週末18日は、二十四節気の「雨水(うすい)」である。雪が雨に変わり、氷が溶けて水になる頃という意味で、草木が芽生え始める頃でもあり、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきたという。
とはいっても、あくまで暦の上でのことで、まだまだ寒い時期は続くし、先日の山陰地方に多大な被害を齎した豪雪災害の傷もまだ癒えぬ状況だ。
それでも、比較的温暖な当方では、そろそろ梅の花もピークを過ぎ、庭の草木も春の息吹を見せ始めている。

さて、兼題の「薄氷」である。

今回の兼題は、「うすらい」だが、「うすらひ」とも読む。パソコンの漢字変換では、「うすらひ」で変換されることから、こちらの読みが一般的なのだろう。
また、「薄氷を踏む」の例えに用いられる「はくひょう」とは区別されているようだ。
春の季語として用いられる「薄氷」は、春浅いころの薄く張った氷、または、解け残った薄い氷のことをいい、冬の氷と違 い、消えやすいことから、淡くはかないものだという。

これは、1月中旬、浅瀬となった蓮池に張った薄氷である。
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これは、「はくひょう」の部類であろう。
温暖な当地では、この程度の氷でも、張るのは年に一度有るかどうかだ。その氷も、陽が昇る前に岸から離れ漂い始めていた。

薄氷の銀の光を透かし染む .....akira

朝日差す薄氷を染め犬も染め .....kumiko

先日、気象庁から桜の開花予想が発表された。春の足音は、もうすぐそこまで来ている。(akira)

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立春~兼題「野焼」


今週のNHK俳句の兼題は、「野焼」。

去る4日は、二十四節気の「立春」だった。とはいっても、まだ2月上旬、実際に春を実感できるのは、やはりお彼岸を過ぎてからだろう。
それでも、「春」という言葉の持つ温もりは、誰しも等しく持つ感情のようで、少しだけ春に近づいたような期待を抱いてしまうのは、私だけではないと思う。
まだまだ固い木々の新芽も、心なしか大きくなったように見えて、まだまだ冷たい風にも、思わず深呼吸してしまう。

そんな気持ちとは裏腹に、冬の厳しい寒さは続いており、今週末には一段と厳しい寒気に包まれるという。

さて、兼題の「野焼」である。

「野焼」は、早春の野や山に火を放ち、枯れ草を焼いて灰にし、肥料としたり、害虫を駆除したり、若草の育成を促すために古くから行われたのだという。
選者の正木さんによると、野焼は、場所により「山焼き」「畦焼き」「芝焼」「遠野火」などの季語となり、また時間の経過から「夕野火」や、焼き後の「末黒野」などの季語が親しまれているのだという。
関西では、奈良若草山の山焼きが有名だが、我が家に隣接する蓮池の土手においても、この時期土手焼きが行われる。
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風止みて野焼の煙雲に溶け .....akira

赤き頬目は火の色に野焼き人 .....kumiko

枯れ草を焼くことによって新たな生命の息吹を即す、野焼は自然の摂理とも合致しているのである。(akira)

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節分~兼題「スケート」


今週のNHK俳句の兼題は、「スケート」。

明後日は、「節分」、そして翌日は「立春」。暦の上では、着々と春への扉が開こうとしている。
とはいえ、まだ2月は始まったばかり、寒さはまだまだ続く。
数日前の3月のような暖かさは例外で、長期予報も、2月いっぱいは例年並みの寒い日が続くといっている。
今朝も、手袋をしていても、指先が悴む寒い中、小鈴の散歩を終えた。

それでも、草木は着々と春への歩みを進めている。
先日の雪の日、久しぶりの積雪に大喜びの小鈴の傍では、水仙が楚々として咲いていた。
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さて、兼題の「スケート」である。

南国育ちの私たち夫婦は、スケートには、いたって縁がない。スケートといえば、テレビで競技スケートを観戦することが専らで、屋内リンクが主流の昨今では、冬の季節感に欠ける。

舞台裏スケート靴の真白なり .....akira

スケートの子ミズスマシとなりてゆく .....kumiko

冬の寒さと共にあるウインタースポーツの季節も、立春の訪れと共に、終盤となる。(akira)

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春の兆し~兼題「節分」


今週のNHK俳句の兼題は、「節分」。

日本海側に大雪を齎した今回の寒波も、ようやく峠を越えたようで、頬を刺すように冷たい北寄りの風も収まり、青空の拡がる朝となっている。
それでも、分厚い雪を呼ぶ黒雲が消え、風も収まったことで、放射冷却により、今朝はぐっと冷え込んだ。

大寒も過ぎ、28日は、旧暦の元日、そして2月3日の節分、翌日の立春と、暦のうえでは、着実に春に向かって時が流れている。
冬の間固く閉ざしていた木々の新芽も、雪に震えながらも、少しずつ活動を始めている。
小鈴の散歩道で見つけた蝋梅の木にも、その名のとうりの、蝋細工のような柔和な黄色の花を見せていた。
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さて、兼題の「節分」である。

節分とは本来、「季節を分ける」ことを意味しており、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日にあたるのだが、江戸時代以降は特に立春の前日を指すようになったのだという。
また、節分には邪気(鬼)が生じると考えられ、それを追い払うための悪霊ばらい行事(追儺)が執り行われるようになったそうだ。

節分の豆煎る音や眠り猫 .....akira

節分の鬼面覗くエコバック .....kumiko

大阪が発祥とされる恵方巻のまるかぶりも、今や全国区となった。
ただ、年を重ねるに連れ、恵方巻のまるかぶりも、年の数の豆を食べることも、段々と厳しくなっている。(akira)

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